仕事のミスを理由に仕事を辞めたいと言うこと

仕事でミスをした職場のスタッフに「ミスしたから帰りたい。仕事を辞めたい」という話をされたのだが、なんだか昔の自分を思い出してしまった。

 

仕事で失敗したときの心情

現在のわたしは仕事でミスをしたとき、ミスをした自分に対して胸糞悪くなることはあるが、それを理由に退職にこぎつけようとは考えない。気持ちは全てを放棄したくていっぱいだが、そうしたらずっと胸につかえを抱えそうな気がするからである。できるところまで責任を取って、このストレスを二度と味わうことのないよう頭と胸に刻んで、後は上司に任せる。

 

文章にすると重々しいが、頭の片隅には「やってしまったものは仕方ない。明日になったら忘れるし、気にしないようにしよう」と考えるゆるふわなわたしもいる。痛みは時間しか解決してくれないことを、わたしは経験上学んでいるのである。

 

解決してくれるのは時間だけ

新卒で入社した前の会社でもわたしは当然、小さなものから大きいものまであらゆるミスをした。そのたびに消えたくなったし辛かったし、なんでこんな思いをしなければならないんだ、と自分で自分を擁護していた。わたしは仕事の話を家族や友人にまったくしないし、自分一人で抱えこむしか方法がなかったからだ。

 

しかし今となっては周りが見えてきて仕事や生活の中でミスも防げるようになってきたし、メンタルも鍛えられたようで、ミスをしたところで「ミスしない人間なんていないし、誰もわたしの些細なミスで死なないんだから気にしないでおこう」と思えるようになった。

 

そしてなんといっても睡眠の力は偉大で、気持ちが凹んだ日ほど早寝することが一番だと気付いた。泣けそうなら泣くことも有効だと思う。これまでの人生経験から泣いて寝る、という子どものような行動がストレスに効果的だという結論に至っていたのである。

 

そんなわたしだから、ミスをしたスタッフを見てついつい自分と重ねてしまった。仕事が立て込んだため、その子の話を最後まで聞くことはできなかったのだが、その子には今の時間の自分がすべてではないことを知っておいてほしいと思った。今は苦しくても、明日には少し楽になるし、明後日には忘れかけているだろう。

 

 

と、いろいろ思うことはあったのだが、おそらく明日にはそのスタッフは何事もなかったように働いているのだろう。人は人が思うほど弱くないし、存外乗り越えられるものなのである。

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