元不登校児のわたしが学校に通うようになった理由

新学期や新年度がスタートして1か月が経とうとしているが、日本全国の新入生や新入社員の方々は心を強く持って日々を過ごしていられているだろうか。

 

わたしは自分の欲望に素直になり、学校に行くことを放棄した不登校児の時期がある。

 

 

まだ眠いのに朝早く起きる意味がわからない

これは今でも思うのだけれど、脳や体が自然に目を覚ましていないのにわざわざ起きなきゃいけないのが理解できない。

 

端的に言えば、わたしは眠いときに寝たいし起きたいときに起きたいという欲望が昔から強いのである。幼いながらに毎朝その理不尽さに強い憤怒を感じていたために、あるとき暴発して登校拒否になった。

 

「友達がいるから」は学校に行く理由にならない

そんなわけで、わたしが不登校になった理由はいじめとか、勉強についていけなくなったといったものではない。

 

親はわたしを無理やり学校に行かせたり、行かない理由について言及したりはしなかった。思春期の娘ということもあって、親もどう扱えばいいのかわからなかったのだろう。

 

その代わり教師や友人がアクションを起こしてきたわけだが、これがわたしにはなんの意味もなさなかった。むしろ、当時のわたしは嫌悪感を抱いていた。そっとしておいてほしいのに、こちらの気持ちを無視して外に連れ出されることがよりわたしの心を閉ざしていったのである。

 

幸いにもわたしはリスカや自殺にはまったく興味がなかったので、体を傷つけることはなかった。むしろ普通に学校に通っている友人が家族間や人間関係を理由にリスカをするようになっていてこっちが心配になった。

 

行かなくなったら自然と行きたくなった

毎朝起きて学校に行くという、みんなが当たり前にやっていることが突然できなくなりしばらく不登校児になったわたしであるが、さすがにずっとこのままではいられないことを感じていた。

 

そしてわたしは進学を機に、登校を再開することにした。朝起きるのはやっぱりつらいけれど、それより普通の学生をもう一度やってみたくなったのである。家族や親戚のサポートもあって勉強に励み、進学先に合格したわたしは学生に戻ることができた。

 

逃げてもいい

それからは何事もなかったかのように大学まで進学をして就職まで至ったが、関係者各位には多大なる心配と負担をかけた。そういう意味では申し訳なさはもちろんあるが、わたしにとって必要な期間であったことには違いない。

 

当時のわたしにとって、自分ができる自分を守る方法が登校拒否だった。あの時ああしていたらどういう人生を歩んでいたのだろうとは今でも考えるが、後悔はしていない。わたしは逃げ道があるなら逃げてもいいと思っている。無理してまで苦痛を感じる必要はないと思うので、逃げて楽になれば逃げてしまえばいいんじゃないだろうか。

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